そんな男はやめて僕のところにおいでよ

いつも思う

そんな男より僕の方が君を大事に出来るよ

て、中学、高校の時から

西武線の準急に乗りながら

手すりに寄りかかって

前に立っている女の子を見ながら

僕の方がよっぽど君のこと思っている

だけど女の子たちはいつも僕を選ばない

男の子を選ぶ

僕は男の子じゃないから

いつも君たちにやきもきしながら

愛おしいのに全く触れずに

横からやってきた男に汚される様を見る

そんなに泣いてるのに

苦しいのに

ねぇ、僕のところにおいでよ

そんな男やめちまいな